今、マンション価格は高騰してるけど、家の資産価値は?
どのくらいか気になるけど、面倒な査定はしたくないな。
そんなあなたに役立つ情報を共有します。
現在の「家の価値」って気になりますよね? 「親が住んでいる実家」の価値も!将来的には売ることも考えたいけど、どのくらいで売れるのか?
今回はネットの「不動産一括査定サイト」でAI簡易査定をやってみた内容を共有します。
ネット査定は「個人情報が漏れるのが怖いし、営業電話が掛かってくるのが嫌だ!」と思っている方は、是非チェックしてください。
査定サイト「town life不動産売買」について
このサイトで査定依頼をしました。ここにした主な理由は下記の2点です。
- 60秒で簡単に依頼ができる。
- 個人情報の保護がしっかりしてそう。
あと、広告が入れられるサイトなので
特に個人情報がもれるのは絶対に避けたいですよね。調べてみると「個人情報の保護」をうたってる査定サイトって意外に少なかったです。チャットでお姉さんが「名前」や「住所」を矢継ぎ早にに聞いてくるサイトもちょっと怖いと思いました。
KDDI関連会社の認証もあるし、プライバシーマークの付与認定も受けています。
運営している「タウンライフ株式会社」は、新宿のオペラシティーにオフィスを構えるけっこう大きな会社なので大丈夫でしょう。
査定の手順(約60秒)
下記のステップで一括査定ができます。確かに60秒ほどで完了します。
【STEP 1】サイトトップより作成依頼スタート
「town life不動産売買」にアクセス。
・物件種別、都道府県、市町村、エリアを選択して、「作成依頼スタート」をクリック。
【STEP 2】不動産価格査定について入力
・建物面積などの物件情報と住所を入力。
【STEP 3】お客様情報について入力
・名前などの個人情報と連絡先を入力。個人情報の取り扱いについて「同意する」にチェック。
【STEP 4】依頼する会社を選択して依頼
・査定を依頼する会社を選択して、「一括取り寄せ依頼をする」をクリック。
実家を査定しようとしたら、これが表示されました。
田舎だからしょうがない・・・
【STEP 5】依頼完了
・この画面が表示されて完了です。
完了後に、「タウンライフ不動産売買」から下記のメールが届きます。
⇒その後、不動産会社からメール連絡があります。
査定結果について(AI簡易査定)
不動産会社には、『簡易査定(机上査定)』をお願いしました。『訪問査定(詳細査定)』もできましたが、先ずは概算が分かれば良かったので。
家に訪問されても困るしね。
ママからも怒られるよ。
査定報告書(金額)
簡易査定をお願いした翌日に、メールで20ページほどの報告書(PDFファイル)が送られてきました。
気になる金額は『AI査定』での算出で、下記の内容です。
金額が隠れてる!
ごめんなさい!!流石に具体的な金額を出すのはまずいので、実際に家(土地と建物)を買った時の金額との比率を出してみました。5年前にローコストで注文住宅を建てたときの金額です。
※純粋に土地と建物のみの金額で、手数料や登記代などの諸経費は含んでいません。
査定項目 | 購入時の金額との比率 |
■AI査定価格 | 99% |
価格帯 | 89% ~ 109% |
(土地) | 98% |
(建物) | 102% |
価格帯(土地) | 85% ~ 111% |
■成約想定価格 | 99% |
土地 | 98% |
建物 | 102% |
■売出ご提案価格 | 101% ~ 108% |
さすがAI、良いとこついてきます。僕の率直な感想は、
- 築5年たっても、価格がそんなに変わってなく良かった!
- 建物の評価が高めなのは、ローコストで建てたから相場より建物価格が安いからかな?
- 訪問査定(詳細査定)なら、もっと高くなるだろう【願望】
ローコスト住宅に関する記事↓
査定報告書(金額以外)
20ページの報告書には、下記の情報も入っていました。
・周辺の成約事例(住所/成約日/販売価格/面積/間取り など)
・周辺の公示地/基準地マップ
・最寄り駅のマーケットデータ
・町周辺のマーケットデータ
・総評コメント
・売却時にかかる諸経費一覧
特に「マーケットデータ」は、非常に興味深く参考になる内容でした。売る予定がなくても、相場感を知っていれば、後々役に立つことがありそうです。
ネット査定のデメリット&メリット
ネットで不動産査定する「デメリット」と「メリット」についてお話します。
デメリット
先ずは「デメリット」から、下記のようなリスクが考えられます。
- 不動産会社からの営業がしつこい場合もある
- 査定価格が低いと精神的ダメージがある
- 個人情報が漏れるリスクがある
1つずつ説明します。
不動産会社からの営業がしつこい場合もある
僕の場合は、今回査定依頼したのは1社のみ、やり取りもメールを2回しただけで終わりっています。しかし、今後「営業連絡」がくることも予想されます。
ただ僕の経験上、「不動産投資」の勧誘はとてもしつこいですが、「不動産売買」は紳士的というイメージです。売り手も、印象の悪い会社には売りたくないと考えますし、不動産会社の方もそれをよく理解しています。今回の査定のやり取りもメールもとても丁寧で、電話も掛かってきませんでした。『電話は出れないので、メール連絡でお願いします』とコメントしたのが良かったと思います。
査定価格が低いと精神的ダメージがある
これが一番のリスクだと思います。自分の予想より大分低かったらショックですよね。将来的にも家を売ることを考えてない方や、メンタルの弱い方は、査定はお勧めしません!
田舎の実家とか査定0円かもしれない(汗)
でも、それはそれで知っておきたいけど・・・
個人情報が漏れるリスクがある
タウンライフ社は「個人情報の保護」はしっかりしてそうですが、査定した不動産会社から漏れるリスクはあります。僕は査定会社は1社のみにしましたが、ネットの一括査定ってやっぱり怖いですね。
ちなみに、タウンライフ社の「個人情報の取り扱いについて」の規約には、『”ユーザーの同意なしに第三者に開示、提供することはありません”』の記述がありますので、査定をお願いした不動産会社のみに情報が行くと思われます。
メリット
続いて「メリット」については、下記になります。
- 自宅の適正価格(相場)を把握することができる
- 周辺不動産のマーケットデータを頭にインプットできる
- 将来の「売り時」を見極めることができる
自宅の適正価格(相場)を把握することができる
適正価格(相場感)を知っておくことは、大きなメリットです。それは将来的に家を「売る」か「売らない」の判断材料になるからです。私はマンションを売った経験があるのですが、『査定価格』と『マンションの修繕積立費増額』『住宅ローン控除の終了』『駐車場代』などを試算して、マンションを売るという判断ができました。
ちなみに、小声になりますが、マンションは購入した時の金額の約1.2倍で売れました。
近隣不動産のマーケットデータを頭にインプットできる
不動産価格が「上がっているのか」「下がっているのか」のトレンドを知ることは重量です。またその価格変動の要因までの情報を知ることができるかもしれません。
例えば『大規模な商業施設ができる』とか、『地下でリニア新幹線の工事が行われる』など。
不動産屋は地域の情報に詳しいよ!
あそこに「コストコ」ができるらしいとか。
リニア新幹線の通路は、うちから離れててホッとしました。
(参考記事)
将来の「売り時」を見極めることができる
「現在の相場感」や「地域のマーケット情報」を知ることができれば、家の『売り時』を見極めることができます。不動産は売るタイミングで数百万円は価格が違ってきます。それだけ情報には価値があるという事ですね!
まとめ
今回はネット不動産の査定について、査定結果の内容やデメリットについてお話しました。
以前マンションを売ったときは、電話で依頼して査定にも少し時間がかかりましたが、今は簡単にネット経由でAI査定ができるので便利です。
自宅や実家の適正価値やマーケットデータを把握しておいて損をすることはありません。
「査定の手順」で説明した【STEP 1】までで、査定を依頼できる不動産会社が表示されるので、先ずは査定依頼ができるかを確認してみてください。
この記事が少しでも参考になったなら大変うれしいです。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。