ローコスト住宅って大丈夫かな?やばいのかな?
実際に住んでみた人の意見も聞きたな。
そんなあなたに、参考になる記事を書きます。
ローコストと聞くと、安かろう悪かろうで
「お安いから、品質も悪いんでしょ?」と思いがちですよね?
僕も最初はそう考えていました。
でも調べまくって住宅メーカーの話も聞いて、ローコスト住宅を建てることを決めました。
そして実際に5年住んでみて、コスパの良い買い物ができたと思っています。
そんな僕のローコスト住宅についての経験と考えをシェアします。
この記事を読めば、
ローコスト住宅に対する考えがちょっと変わってきますよ!
ローコスト住宅がやばいと言われるのはなぜ?
「やばい」と言われるのは、下記のような理由があります。
やすいから!!
人間って、心理的に安いものを疑ってしまう傾向があります。
例えば、スーパーでコーラが10円で売られていたら、
「これ賞味期限きれてるんじゃね?」「本物?」と考えませんか?
それが人生で一番高価な買い物となれば尚更です。
「ローコスト」という表現も良くないです。
”有名ハウスメーカーと比べたら”という意味だと思いますが、
有名ハウスメーカーの家が「ハイコスト住宅」ではないでしょうか?
だって、テレビCMなどの販促費、高給取りな営業マンのコストを考えると、
必然的にハイコストな家になってきます。
安易にやすさに飛びついて、家を建てる人がいる
ローコスト住宅にして後悔したことを調べてみると
- 家が狭かった、間取りも使いにくい!
- オプション費用が高くついた!
- 断熱材が薄くて冬は寒い!
- 標準仕様が安っぽい!
といった意見がほとんどです。
でも、これって全て事前に確認すればわかる事です。
意地悪な営業マンもいるのかもしれませんが、
家を買う側も、勉強して仕様をしっかり確認することが大切です。
そして比較検討したうえで、住宅メーカーを決める!
「勉強する時間がない」「お金にも余裕がある」という人は、ローコスト住宅を選ぶべきではないです。
本当にやばいメーカーも存在する
調べた「後悔したこと」の中に、
・地震で基礎が壊れて、家が傾いた。
というのがありました。
これは本当にやばいですね;
(基礎はメーカーが外部の基礎屋さんに外注するのが一般的ですが)
やっぱり家を建てる住宅メーカーはしっかり吟味することが重要です。
僕は住宅メーカーを決めるとき
ネットで口コミをチェックしたし、建築して年数経った家も見学させてもらいました。
調査するのも家づくりですし、楽しいものです。
「やばい」が別の意味
「やばい」を凄いという良い意味の方で使ってる。
やばい
Weblio 辞書
別表記:ヤバイ
(1)危険または不都合な様子。状況・具合が良くないさま。
(2)非常に興味をひくさま。大変面白いと感じる様子。
すべってないですよね?
僕がローコスト住宅を選択した理由
下記の3点が、僕が考えた理由です。
建物は資産価値が下がる消耗品
僕は10年後の資産価値がより高くなる家を目指しました。
そうなると「建物」よりも、「土地」が重要になってきます。
- 建物:築年数が経つと、資産価値は下がる
- 土地:劣化しない、資産価値が上がる可能性がある
土地を重視して、駅近(徒歩10分以内)の場所を探しました。
土地代は高かったのですが、「これは資産だ!」と思って購入しました。
つまりは、土地代が高くて、建物はローコスト住宅しか買えなかった
というのが正直なところです(笑)
でも将来家を売ることを考えて、SUMOなどの不動産サイトで中古戸建物件を見てみると、どのハウスメーカーで建てたかは、ほどんど記載されてません。
家を買う人は、特に「場所」「間取り・広さ」「築年数」で判断します。
もちろん「有名ハウスメーカー建築」はアピールポイントになりますが、ハウスメーカーだけで決める人はいないと思います。
つまり、資産価値という観点で考えると、
どうせ築年数が経って、劣化して価値が下がるんだったら
コスパよく安い方がお得という考えです。
例えば、スーツを買うとき、
・10万円のブランド品を買うか
・2万円のお手頃品をスーツショップ(青山、コナカなど)で買うか
スーツなんて数年でボロボロになる消耗品だから、コスパがいいお手頃品で十分と思いませんか?最近はユニクロでもスーツ売ってますし、品質も良いですよね。
僕も、お金持ちのセレブだったら
アルマーニやドルチェアンドガッバーナのスーツを買うと思います。
その方が資産価値が高いから。
でも、庶民の私はユニクロで十分です。
ちょっと話がそれましたね。家の話に戻ると、
僕はマンションから、今の戸建てに住み替えました。マンションは買った金額の、約1.2倍で売れました!(この話も別記事にしますね)
この利益を戸建ての資金に充てたのですが、この経験もあって「資産価値が上がる家」を目指そうと考えました。
やすいから 他にお金を回せる
「土地が高くて、ローコストな家しか買えなかった」という理由とも重なりますが。
家作りって色々とお金がかかるんです。
・不動産会社への仲介手数料
・登記にかかる手数料
・外構工事費用
・エアコン、テレビなど家電
・照明やカーテン
・引っ越し代
その他、土地の「地盤改良工事」が必要になる場合もありますし、
神主さんのお願いする「地鎮祭」ってのもあります。ちなみに地鎮祭をセルフで行って節約しました。これも記事にします。
だから、他の費用を捻出するためにも建物はコスパの良いローコスト住宅にしました。
エアコンも4台とか買うと高いし、あとカーテンも高いし;
家の金額と比べると「数万円なんて安い」と金銭感覚が麻痺してきます・・・
最大の節約は、家の建物費用を抑えることです!
建築基準法をクリアしている
ローコスト住宅といっても、当然のことながら国が定める建築基準法などの法律をクリアした安全な建物です。
また、耐震基準については、1995年の阪神淡路大震災を受けて、2000年により厳しい基準に改正されています。つまり、最近の家はローコストであっても、昔に比べてかなり安全性の高い家になっています。
実際5年住んでみて何度か大きめの地震もありましたが、家が壊れたりすることはなく問題なく快適に生活ができています。
もちろん、超大地震が心配でより耐震性の高い堅牢な家を建てたい!という人はお金をかけて立派な家を建てることをお勧めします。
実際に5年住んでみた率直な感想!
結論から言うと、既に話していますが、
快適に暮らせていて、コスパの良いローコスト住宅にして良かったと思っています。
ローコスト住宅を買ってよかった主なポイントを整理すると。
無理なくローンも返せている!
無理して高額な住宅ローンを組まなくて良かったです。
今後の金利が上がることも心配ですし。
家のDIYが思う存分できる!
家づくりDIYが好きで、家の柱や下地にインパクトドライバーでビスをよく打ち込むのですが、「どうなってもいいからやってみよう」の精神でガンガンDIYしています。
これが有名ハウスメーカーの立派な家なら、そうはできなかったと思います。
DIYについては、自分でパントリーや靴を収納する可動棚をつくったり、壁掛けテレビの施工するなどして建築費を節約しています。懸垂バーを梁に設置した記事があるので、ご興味ある方はチェックしてください。
まとめ
この記事では、ローコスト住宅はやばくない。
実際に住んでみても良かった!についてお話しました。
しかし、一番重要なのは家作りにつて勉強して、住宅メーカーをじっくり比較検討して決めることです。経験者が後悔したことを知れば、後悔は先に立ちます。
また考え方については人それぞれなので、自分の状況や理想に合った家を建てるのが後悔をしないポイントですね。僕が家作りで節約したことについても、記事にしていきたいと思います。
また、宣伝になりますが、ローコスト住宅メーカーを選んで、「間取りプラン」や「金額」をもらえる注文住宅一括見積もりサービスで情報収集するのはお勧めです。