3Dプリンター住宅は本当に安い?550万円の実力をローコスト住宅と比較してみた【2026年最新】

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3Dプリンター住宅って話題だけど、本当に安いの?

普通のローコスト住宅と比べてどうなんだろう?

そんな疑問にお答えします。

3Dプリンターで家を建てる——そんな未来の話が、いまや現実になっています。550万円で水回りも完備した住宅が買えると聞けば、誰でも「本当に?」と思うはず。

ローコスト注文住宅を実際に建てた僕も、正直「それって普通のローコスト住宅と大して変わらないのでは?」と思いました。そこで実際に調べてみました。

見出し
  • 3Dプリンター住宅(セレンディクス)の最新価格・スペック【2026年版】
  • 500万円台で建てられるローコスト住宅との実際の比較
  • 3Dプリンター住宅の注意点・向いている人

3Dプリンター住宅とは?セレンディクスの最新情報

ANN NEWS(2023年8月放送)

日本で3Dプリンター住宅を手がけているのが、兵庫県西宮市のセレンディクス株式会社です。2022年3月に日本初となる3Dプリンター住宅を延べ作業時間23時間で完成させて以来、着実に実績を積み重ねています。

  • 2022年3月:日本初の3Dプリンター住宅「serendix10」完成(作業23時間)
  • 2024年9月:2人世帯向け「serendix50」の第1号棟を能登半島地震の被災地・石川県珠洲市に建設
  • 2025年:販売の本格フェーズへ。国内外からの問い合わせは1万4,000件以上
  • 2025年12月:大阪・関西万博モデルをベースにした住宅キット(330万円〜)の販売を開始

もともと「整骨院の看板」や「フクロウを飛ばせる場所」として話題になった3Dプリンター住宅ですが、いまや実際に住める居住用の家として販売フェーズに突入しています。

主力モデル「serendix50」のスペックと価格

出典:TECTURE MAG(フジツボモデル間取り)
  • 延べ床面積:約50㎡(約15坪)
  • 間取り:1LDK
  • 構造:鉄筋コンクリート造平屋
  • 高さ:4m
  • 価格:550万円(躯体本体価格・税込)
  • 施工時間:44時間
筆者
筆者

天井高4mはうらやましい!1人暮らしや2人暮らしにちょうどいいサイズですね。

※550万円はあくまで躯体本体の価格です。基礎工事・内装工事・土地代・諸費用は別途かかります。実際の購入には土地+設備込みで1,000万円前後〜見ておく必要があります。

「550万円は本当に安いの?」ローコスト住宅と比較してみた

ローコスト住宅の外観イメージ

ローコスト注文住宅を実際に建てた立場から、「同じ予算で普通の家は建てられないのか?」を調べました。1LDK・平屋・約50㎡の条件で比較します。

MIX
MIX

建築資材の値上がりで、住宅価格も全体的に上がってるよね。

項目3Dプリンター住宅
(serendix50)
ローコスト平屋
(木造・約50㎡)
躯体本体価格550万円〜500万〜700万円
構造RC造(鉄筋コンクリート)木造
施工期間1〜2日3〜6ヶ月
間取り1LDK(約50㎡)1〜2LDK(約50㎡)
デザイン丸みのある独特な形状一般的な四角い外観
実績・耐久性歴史が浅く経過観察中実績多数・長期優良住宅も対応可

価格だけ見ると「ほぼ変わらない」が正直なところです。ただ、RC造(鉄筋コンクリート)の躯体が550万円というのはコスパとして見れば確かに驚異的です。

実例:楽ちん住宅(553万円〜)

楽ちん住宅の外観イメージ
出典:楽ちん住宅

千葉県を中心に展開する平屋専門店「楽ちん住宅」では、現在も本体価格553万円〜(税込)の平屋を販売中です(2026年6月時点)。

MIX
MIX

間取りだけ見ると一人暮らしのアパートみたい。でも「自分の家」ってロマンあるよね。

もちろん建物本体のみの価格なので、土地・基礎・諸費用は別途必要です。それはどちらも同じ条件ですね。

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3Dプリンター住宅の注意点・デメリット

購入を検討する前に、以下の点をしっかり確認してください。

  • 土地は最低30坪以上が必要:クレーンでの設置が必要なため、周囲に障害物がない広さが求められます
  • 水回り込みで費用は跳ね上がる:問い合わせ事例では、設備込みで1,000万円以上になるケースも
  • 土地から購入すると2,000万円超も:土地代が別途かかるため、「格安」の恩恵を受けやすいのは土地持ちの方
  • 長期耐久性はまだ未知数:実績が浅く、長期的な住宅強度の経過観察が必要な段階
  • 狭小地・密集地には不向き:現場での施工が難しく、設置できない土地もあります

まとめ:3Dプリンター住宅は「向いている人」を選ぶ

3Dプリンター住宅の「550万円」は、確かに魅力的な価格です。ただしそれは躯体のみの価格。土地・基礎・設備を含めると、ローコスト住宅と大きく変わらないケースも出てきます。

とはいえ、RC造の家が短期間でこの価格帯に入るというのは技術として本当にすごいと思います。家に対する価値観が変わりつつある時代、選択肢の一つとして知っておく価値はありますよね。

  • 3Dプリンター住宅が向いている人:土地を持っている・1〜2人暮らし・デザイン性を求める・災害復興や別荘用途
  • ローコスト住宅が向いている人:家族向けの広い間取りが必要・長期実績を重視・土地から探す予定

ローコスト住宅に5年住んでみて思うのは、「自分の暮らしに合った家を、無理のない予算で選ぶこと」が一番大事ということです。3Dプリンターだろうが木造だろうが、快適に住めるかどうかが最終的な答えですね。

ローコスト住宅についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

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この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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運営者・ブログについて
せいぞう

神奈川県在住のアラフィフ。
妻と息子、雑種犬と暮らしています。10年間住んだマンションを売却し、土地探しから始めてローコストの注文住宅(約30坪)を建てました。
家づくりをきっかけに資格を取得し、現在はリフォーム業界で働いています。
『家づくり』『DIY』『家の売買』などのリアルな体験を発信中。何歳からでも新しい挑戦はできる、がモットーです。

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