仲介手数料はいくらまで値切れる?失敗しない交渉方法【マンション売却の体験談】

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仲介手数料って安くならないの?

どうやって交渉すればいいの?

そんな悩みにお答えします。

この記事でわかること
  • 仲介手数料はどこまで値切れるか
  • 値引き交渉のデメリットと注意点
  • 大手3社に交渉して全勝した体験談

結論:仲介手数料は「半額(上限の50%)」まで値引き交渉できます。僕は大手を含む3社と交渉してすべて成功しました。10年住んだマンションを購入時の1.2倍で売却した体験をもとに、失敗しない交渉の手順を解説します。

筆者
筆者

神奈川でマンションを売った体験談です。数十万円の節約になる可能性があるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

仲介手数料の基本:いくらかかるの?

仲介手数料の計算式と上限を解説するイメージ

家を売るときの「仲介手数料」は、下記の通りです。

(売買価格×3%+6万円)+消費税
※売買価格が400万円以上の場合

『+6万円』は単なる簡便法
①0〜200万円:5% ②200〜400万円:4% ③400万円超:3%
①②の部分が3%より高い分を合算したのが6万円です。
計算式:200万円×(5%-3%)+ 200万円×(4%-3%)=6万円

とても高いですよね!売買価格が3,000万円の場合は仲介手数料が100万円を超えます。なんとかしたいですよね(笑)

【2024年7月 法改正】800万円以下の物件は上限が変わります
売買価格が800万円以下の「低廉な空き家等」については、2024年7月の宅建業法改正により仲介手数料の上限が最大33万円(税込)に引き上げられました。マンションや戸建てを一般的な価格で売る場合は従来通りの計算式が適用されます。

仲介手数料はどこまで値引きできる?

結論から言うと、『半額』までが値引きできる現実的な限界ラインです。

筆者
筆者

家の販売価格や希少性、不動産会社の営業スタイルや媒介契約の種類によっても変わります。あくまで交渉の目安ラインとしてお考えください。

理由は、値引きしすぎると下記のリスクが生じるからです。

  • 不動産会社のモチベーション低下
  • 広告費(チラシ代など)が削減される

お互いの歩み寄りポイントとして「半額まで!」が現実的です。仲介手数料の「上限」と「下限」の真ん中ということですね。

・上限:売買価格×3%+6万円(法律で定められた金額)
・下限:0円

MIX
MIX

確かに、上限まで払う必要はないね。

「仲介手数料0円」としている不動産会社もあります。ネットのみの営業活動で販促費をあまり使わない不動産屋や、買い手側からの手数料収益で成り立っている会社などです。ただし「0円」の場合は販売活動の範囲や内容をしっかり確認しておきましょう。

家を適正価格(もしくはそれ以上)で売りたい場合は、仲介手数料をきちんと支払う不動産会社を選ぶのが基本です。販売地域に店舗を構えて、ネットだけでなくチラシでも宣伝活動を行う営業力の強い会社が理想です。

筆者
筆者

ポストに不動産物件のチラシがよく入ってきますよね?ネットも重要ですが、チラシの効果も意外と高いんです!

値引き交渉のタイミングとデメリット

仲介手数料の値引き交渉をするビジネスパーソン

値引き交渉のタイミングはいつがベスト?

★販売の媒介契約を交わす前
 ※家の査定が終わり、売り出し価格の提案を受けた後

理由は、媒介契約を結ぶことを値引きの「条件」として交渉できるからです。「もし値引きしてもらえるなら、御社で契約します!」というのが基本の交渉スタイルです。

「売り出し価格」の提示前に値引きを切り出すと、値引きを織り込んだ高めの「売り出し価格」を提案されるリスクがあります。必ず「査定金額」と「売り出し価格」を確認してから交渉を始めましょう。

値引き交渉のデメリットは?

  • 他の物件より販売の優先順位を下げられる(営業担当のやる気低下)
  • 広告費の削減やチラシの露出度が低くなる
  • 売れやすくするために販売価格の値引きを勧められる

① 他の物件より販売の優先順位を下げられる

不動産会社の利益は仲介手数料です。当然ですが「利益の少ない物件」は優先度を下げられるリスクがあります。お客さんが2つの物件で悩んでいたら、営業マンは利益の高い方を積極的におすすめしますよね。

マンションは高額な買い物なので、営業マンに本気で頑張ってもらわないと売れるものも売れません。営業マンのやる気が低下するのは大きなリスクです。

② 広告費の削減やチラシの露出度が低くなる

利益を確保するために、販売活動の広告費が削られる可能性があります。仲介手数料が安くなっても広告費を削減されてマンションが売れなければ本末転倒です。

複数物件を紹介するチラシで目立つ箇所に他の物件が掲載されると、露出度が少なくなり買い手の目に留まりにくくなります。

③ 売れやすくするために販売価格の値引きを勧められる

物件を早期に売るために「売れないから安くしましょう!」と販売価格の値引きを強く求められることが懸念されます。不動産会社にとっては、時間をかけるより「値引きして早く売る」方が都合がいいのです。

仲介手数料のパーセントが下がっても、物件自体が安くなってしまえば結局損になります。この点が一番のリスクだと思います。

失敗しない値引き交渉の方法【体験談】

仲介手数料の値引き交渉に成功した体験談

僕が実際に行った値引き交渉の体験をお話します。下記のステップで交渉しました。

  1. 他の不動産会社でも査定して相場情報を入手
  2. 値引きの交渉開始(媒介契約を交わす前)
  3. 媒介契約を交わす条件を明確に伝える
  4. 値引きOKで交渉成立

STEP1:他の不動産会社でも査定して相場情報を入手

他の不動産会社でも査定を行い、下記の情報を把握しておきます。

・査定金額
・売り出し推奨価格
・周辺のマーケット情報
・他物件の成約実績

値引き交渉の際に、情報を持っておくことは強みになります。例えば、査定価格が相場より高すぎる不動産屋は「高く売れますよ!」と安易に契約を取りに来ているかもしれません。逆に低すぎる場合は「早く売って利益にしたい」という意図があるのかもしれません。

マンションを売ったときは最寄り駅の店舗に出向いて査定依頼をしましたが、今はネットの一括査定サイトが楽です。複数社を一度に比較できるのでおすすめです。

ネット一括査定についての体験談はこちらも参考にどうぞ↓
【不動産ネット一括査定やってみた】家はいくらで売れる?AI査定結果とデメリットも!

STEP2:値引きの交渉開始(媒介契約を交わす前)

家の査定が終わって、売り出し価格の提案を受けた後にやんわりと相談を切り出しました。

筆者
筆者

あの〜、仲介手数料って値引きは可能ですかね?

不動産屋
不動産屋

あ!どのくらいの値引きをお考えですか?

筆者
筆者

実は他の不動産会社にも査定をしてもらいまして。もし半額になるのであれば、まずは御社にお願いしたいのですが。どうですか?

不動産屋
不動産屋

半額ですか…、即答はできませんが、上司と相談してみます!

この不動産会社は「査定金額」は相場通りでしたが、「売り出し金額」は少し高めの提示でした。担当者も「ちょっと強気の金額でも売れると思います!」と心強かったので、「この会社なら契約してもいいな」と思っていました。全国規模の大手ではないですが、地元の有力不動産会社です。

STEP3:媒介契約を交わす条件を明確に伝える

下記の条件をはっきり明確に伝えました。

・仲介手数料:売買価格×1.5%+消費税(+6万円はなしで全額×1.5%)
・媒介契約の種類:一般媒介契約
(ただし1ヵ月間は他社と契約しない)

担当者が上司に説明しやすいよう、条件を明確に伝えるのがポイントです。「半額くらいなら」と曖昧な伝え方をすると、「じゃあ4割引きで」とやり取りが面倒になります。担当者が「この条件で契約してもらえる、他社に取られたくない」と明快に説得できれば、上司も承認しやすいです。

契約の種類は、他の不動産会社と契約できない「専任媒介契約」の方が値引きに応じてもらいやすいと思います。僕の場合は複数社で販売展開して高く売ることを優先したので「一般媒介契約」で交渉しました。媒介契約の種類についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

STEP4:値引きOKで交渉成立

その後、会社の承認もおりて値引きに成功しました。

もちろん値引きが無理で「契約もできなくなる」リスクもありましたが、担当者とのコミュニケーションを通じて「無理のないライン」の条件を設定できたと思います。交渉の一番のポイントは、担当者と仲良くなって信頼関係を築くことです。

この契約から1ヵ月後に、別の大手不動産会社と同じ交渉を行いました。「最大手は割引が難しい」と聞いていましたが、こちらも値引きに応じてもらい契約できました。結局このマンションはその大手会社で売れました。希望通りの価格で売れましたし、ブランド力と営業力、対応の丁寧さはさすがだと思いました。

MIX
MIX

3社とも交渉成功ってすごい!

筆者
筆者

無理のない条件設定と、担当者への誠実な対応が鍵だと思います。

仲介手数料の値引き交渉|まとめ

まとめ:値引き交渉のポイント
  • 値引きの限界ラインは「半額(売買価格×1.5%)」が現実的
  • 交渉タイミングは媒介契約を交わす前(売り出し価格の提示を受けた後)
  • 条件は具体的な数字で明確に伝える(曖昧はNG)
  • 値引きよりも担当者との信頼関係を築くことが最大のポイント
  • まず複数社で査定して相場情報を入手してから交渉に臨む

仲介手数料の比率を下げることが目的ではなく、マンションを高く売って利益を最大化させることが最重要です。でも上限3%は高いので、値引き交渉は行うべきだと思います。

まずはネットの一括査定で相場情報を掴んで、良い不動産会社・担当者を探すところから始めてみてください。AI査定を試してみた体験記事はこちら↓

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この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

住宅
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運営者・ブログについて
せいぞう

神奈川県在住のアラフィフ。
妻と息子、雑種犬と暮らしています。10年間住んだマンションを売却し、土地探しから始めてローコストの注文住宅(約30坪)を建てました。
家づくりをきっかけに資格を取得し、現在はリフォーム業界で働いています。
『家づくり』『DIY』『家の売買』などのリアルな体験を発信中。何歳からでも新しい挑戦はできる、がモットーです。

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